人生の分岐点、治療院開業へ
【令和3年10月1日】
関東に台風が接近したこの日。
仕事の前に向かった先は、ここ。
このマンションの1室を借りて、12月1日に鍼灸院を開業することにしました。
今日は、鍵の受け渡し日。
以前から「開業」へのアラームを、現在施術を行っている店舗の閉店と決めていた。この店舗の立て直しが、コロナ前からの課題でした。令和3年7月に東京に4回目の緊急事態宣言が決定的になった日、オーナーに閉店を進言し了承されました。と同時に、11月末の閉店をもって会社を退職し、治療院を開業することを決心。
そこから、頼りない脳をフル回転。どうしたら、12月1日に開店できるか?内装はどうするか?いつまでに内装を終わらせるか?ホームページ用の写真撮影は?担当している患者さんにいつから告知できるか?
開業までにやらなければいけないことを考えて逆算すると、9月中に物件を決定し、10月に入居したい。
7月中旬、さっそく地元の不動産屋に飛び込む。物件が動くのが月末月初と教えてもらう。
8月に入っても、良い物件が出なかったらしい。
たまらず、他の不動産屋に飛び込む。とても良く話を聞いてくれたが、手頃な物件が空いてない。手頃な物件には同業者が他のフロアに入っていたり、事務所専用物件だったり…、またも手詰まり。
9月に入っても、動きなし。焦る・あせる・アセル…
以前読んだ「決定力」に書いてあったことを思い出す。
『成功・成約の確率が変わらないのなら、チャレンジする数を増やせば良い』
そうだ!『下手な鉄砲、数打ちゃ当たる』戦法だ!
ということで、地元にも強く、手広く仲介物件を扱っている不動産会社に飛び込む。ここでの担当者との「縁」で、状況が一気に好転。
色々な物件を見たことで、気が大きくなっていた。希望条件を再確認。「現店舗から近い」「10坪弱」「建物へのランドマークが近くにある」
そんな中出てきた、一つの物件に一目惚れ。
Bestではないかもしれない。でもBestに近い「Better」だ!
そこから怒涛の1週間、様々な書類を手配し、審査を通過。9月27日に契約書にサインして、今日が鍵の受け渡し。
初めて手に入れた自分だけの城。
『一歩進めば、何かが変わる』
もう、前に進むしかない。
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